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    2008/05/22 (Thu) 19:08
    QED―諏訪の神霊―

    高田崇史のQEDシリーズ第15弾。やっと読了しました。買ってはいたのですが、最近本を大人買いをするため他の本を立て続けに読んでいたらなかなかこれを読む気にならなくて(笑)地理にとても弱い私としては、諏訪ってどこですか?状態になりました。御柱祭は知っているし諏訪って名前も知っていますが何県にあるか分からない。いつもQEDシリーズを読んでいて思うのですが詳細な地図が欲しいです……何処で何が起きているのか分からなくなるんですよね(汗)

    今回は御柱祭の謎を解きに行きます。ここ最近は内容が産鉄やそれに従事していた人のことに偏りがちだったのでホント言うとちょっと飽きていたのですが、諏訪の神霊はほとんどその話は出てこなくて面白く読み進められました。主人公の一人である桑原祟という人はいつも神社仏閣や民話などに秘められた「本当の歴史」という謎を解きに動いているのですが、やっぱり今回も事件が発生します。まぁ、推理小説なので当たり前ですが。ただQEDは主人公が巻き込まれるというよりはたまたま行く所で事件が起きているという感じを受けます。神社仏閣の謎を解いたら事件も解決してるみたいな感じですね。私は信仰している宗教はこれといって無いのですが神様や仏様の話は好きですし神社仏閣を訪れるのも好きです。QEDで示される新たな歴史の一説は信仰がある人には腹立たしく感じられるかもしれませんが、私にとってはとても興味深い内容です。それとお酒の話も多々出てくるのでお酒の知識があるとまた違った楽しみ方ができるかと思います。

    でも神様の名前は覚えにくいです(笑)

    QED 諏訪の神霊 (講談社ノベルス タS- 22)QED 諏訪の神霊 (講談社ノベルス タS- 22)
    (2008/01/11)
    高田 崇史

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    テーマ : レビュー・感想 - ジャンル : アニメ・コミック

    2008/03/12 (Wed) 02:17
    死海のほとり

    コーヒーのTVCMで遠藤周作先生が出ていますね。亡くなられてだいぶ経つと思いますが。遠藤周作先生と言えばキリスト教信者として有名です。私は無宗教というか多宗教というか……宗教の知識はありますが信心はありません。でも遠藤周作先生の作品は大好きで、何度も繰り返して読んだりします。

    最近「死海のほとり」という作品を読み直しました。やっぱり何度読んでも良いです。

    現代とイエスの生きていた時代を交互に書くことで、イエスがどんな人物だったのかということを炙り出します。この本でのイエスは、奇跡は起こしません。奇跡どころか、何も、何も出来ない男として書かれています。最初はメシアとして信者を得ますが、当時の人々の暮らしは厳しく、それゆえに実益をイエスに求め、イエスが奇跡を起こせないと知ると信者は減っていきました。イエスは娼婦や病気の人々と寝食を共にし、死にゆく人がいればそっと手を握り寄り添う……そういうことしか出来ませんでした。実益を求める人々の心境もよく分かりますが、私はただひたすら「愛」を説きながら生きた、ナザレの大工の息子「イエス」にとても魅かれました。彼が説いたのは究極の「愛」の形だと思います。こういう「愛」がいきていれば、世界はもっと美しくなるのではないかと思います。

    もしキリスト教の信者の方が読んだら、こんなのはキリストではないと言うのかもしれません。でも一読の価値はあると思います。

    死海のほとり (新潮文庫)死海のほとり (新潮文庫)
    (1983/01)
    遠藤 周作

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    テーマ : 本の紹介 - ジャンル : 小説・文学

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